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クラウド利用による処理の最適化

エネルギーやプロセスのデータをクラウドに保存して、どこからでもアクセスできるようにしたり、予知保全のような新しいアプリケーションに利用できるようにしたいとお考えではありませんか?WAGO におにお任せください。


当社のコントローラーは、クラウドとのリンクにより、アナログおよびデジタル情報のセントラルデータマネージャーとして使用することができます。データを不正利用される恐れなく、オンラインストレージの高いIT能力を活かして、効率性を高める運用管理戦略を立てることができます。

IoT とビッグデータでエナジー管理:

  • クラウド連携:お客様のエナジー管理の新たな可能性
  • サイバーセキュリティ: ハッカーへからのアクセスを遮断
  • 予知保全:これからのメンテナンス戦略
  • 負荷管理:クラウドによる節電

WAGO のエナジー管理

ソリューションの提供:

クラウド連携:お客様のエナジー管理の新たな可能性

クラウドを利用することで、どこからでも現在のエネルギーデータやプロセスデータにアクセスすることが可能になります。また、ビッグデータのインテリジェンスにより、より大容量のデータを処理、分析、保存することができます。これは、例えば、生産チェーンにあるさまざまな機械のメンテナンス時期を予測するために人工知能を採用したい場合などに便利です。コントローラのソフトウェアは、例えば新しいWAGOクラウドに直接データを送信することができます。Microsoft Azure がホストするクラウドサービスのユーザーインターフェースとして、Web ポータルを使用します。もちろん、他のクラウドプラットフォームを利用することもできます。クラウドには次のような付加価値があります:

  • データの一元管理
  • 場所にとらわれない最新データへのアクセス
  • 機械学習
  • 新しい運用管理戦略

サイバーセキュリティ: ハッカーへからのアクセスを遮断

エネルギー管理にクラウドを利用する場合、データのセキュリティを考慮する必要があります。なぜなら、サイバー犯罪者がインターネット経由で侵入することに成功すれば、大きな損失に直面することになるからです。WAGO は、サイバー攻撃からお客様を守ります。レイヤーベースのセキュリティ アーキテクチャの形で最初から統合された IT セキュリティにより、ハッカーは当社の Linux® コントローラーにアクセスすることはできません。コントローラとクラウド間の通信は MQTTプロトコルを介して行われ、暗号化されています。また、クラウドに転送する変数を定義することもでき、機密データが社外に流出することを防止します。主なメリット:

  • Linux® のハード化されたオペレーティングシステム
  • No patching
  • 暗号化された通信
  • 変数と間隔の定義が可能

予知保全:これからのメンテナンス戦略

インテリジェント工場では、エネルギーやプロセスのデータを使って故障を予測し、新しい運用管理 保守戦略を開発することも可能です。その一つが、メンテナンスのプロアクティブアプローチである予知保全(Predictive Maintenance)です。これにより、企業は実際に不具合が発生する前に、不具合を認識することができます。つまりシステムは故障してから修理されるのではなく、もはや故障する前に修理されるようになるのです。問題は、しばしば好ましくない相関関係から発生します。クラウド上の人工知能は、このような状態を検知することができます。しかし、クラウドに接続しなくても、エネルギー管理システムは役に立ちます。このシステムで限界値を設定し、サービスやメンテナンスの担当者が、生産設備に異常が発生し、故障の危険があることを把握するための出発点とすることができます。そうすることで、大きな被害を未然に防ぐことができるのです。このように、予知保全はお客様にとって価値のあるものなのです。

  • ダメージの軽減
  • メンテナンスの効率化
  • システム稼働率の向上
  • 省コスト

負荷管理:クラウドによる節電

エネルギー管理のための測定や可視化だけでなく、自動制御を望むお客様はどうすればいいのでしょうか。オープンインターフェースのおかげで、WAGO Energy Data Management システムは蓄積されたデータを透過的に提供し、たとえばクラウドベースの「製造実行システム」 製造実行システム (MES) や 企業資源計画システム (ERP)で、さらに処理することができます。そして、私たちのデータに基づいて、負荷管理の観点から電力消費を制御するなど、さらなるアクションがシステムによって開始されます。 この過程で、企業の負荷プロファイルは調和され均一化されるため、負荷のピークや機械の摩耗が減少します。産業界では、負荷を相殺することで利益を得ることができます。この機能は、電気ネットワークの短期的な変動を補償するための制御エネルギーの供給によって実現されます。負荷管理の主なメリット:

  • 負荷ピークの低減
  • 負荷プロファイルの均一化
  • デマンド率の低減
  • 機械の摩耗を低減

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